2013年11月12日火曜日

第9話 八重風(やいかじ)と泡盛


小浜島 集落の夜


こんばんは

八重山の風を「八重風(やいかじ)」と呼んで、ひとりで洒落(しゃれ)てみた。

 あの小浜節大会から、早半月。だいぶ、体から「八重風(やいかじ)」が抜けてしまったようだ。

 八重山・沖縄 で飲む泡盛はまた格別である。皆もきっと同意されるだろう。

 八重山に行った時、一番美味しい泡盛はホテルで一人で飲む泡盛だと思う。

 泡盛を一本買っておいて、夕方か夜に一人で飲む泡盛が一番美味しいと思う。

 つまみは近くのコンビニで買うと良い。何でも良いのだ。

 ホテルの氷をガチャガチャと混ぜながら、ついつい我を忘れて飲んでしまう。

 札幌に帰って来ても、しばらくは、泡盛が美味しく飲める。

 しかし、やはり気候風土に合わないのか、しばらくすると、あまり美味しく飲めなくなる。

 つまり、八重山・沖縄から帰って来て、しばらくの間は、「八重風(やいかじ)」が体の中に充満しているので、泡盛を美味しく頂く事ができるが、これが抜けるともう、ダメなのだろう。

 札幌は初雪も降り、厳しい冬がやって来た。やはり、このような時には熱燗かなあ。

(平成25年11月12日 記)







記 橋本英樹                




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