2013年11月2日土曜日

第2話 あらまさ で、小浜節を披露 平成25年11月1日(金)



 札幌は紅葉のシーズンです 家の近くの林

本日も、いつものように仕事をした。

 冬支度をしなくてはならない。

 医院の側溝にけっこう泥が貯まっている。これを除かないと、雪解けの水が流れない。

 今日はそれを除いた。けっこう貯まっていた。草まで生えていた。
 
 本日、診療のあと、夕方、終わったあと、7時ころから友人と会う約束をしたが、その時まで少し三線を練習する。

 疲れていたが、あえて練習した。コーラを飲んだら元気になった。


竹富島で 三線を立ててしゃれて写真を撮ってみた

 小浜節大会の時に、石垣島の西垣先生のところに寄った時、越城や石ぬ屏風をC#でお稽古したので、自分もキーを上げなくてはいけないと思い、今日は、Cで練習した。

 まずは、声出しに 越城節だ。ちょっと久しぶり。忘れていないかどうかが不安であったが、覚えていた。ちょっとやらないと忘れてしまうから。

 まんのーま 2節目「親(うや)ぬ子(ふぁ)ぬ まんのーま」の歌詞当てが上手くいかないのだ。これをちょっと取り出して練習してみた

 石ぬ屏風(いし ぬ みょうぶ) これは、西表島 舟浮の唄。舟浮はいまでも直接行く道路は通っていない。西表島の端っこの「白浜」というところから、船に乗って行く。屏風のような岩が海にいくつもあり、大変風光明媚な所と聞いているが、行った事はない。
 
 一度、行ってみたいものである。そして、その「石ぬ屏風」を見ながら、唄いたいものだ。それも旅行の一つの楽しみである。

 高い曲であるが、今日は唄える。調子が良いのだろうか。



西表島 白浜港 ここから、舟浮に行く船が出るのである

 二揚げの曲もCでやる。

 小浜節 この前、小浜節大会でやった曲。すっかり馴染みができた。今日は、C - F - Cという二揚げではかなり高い調子で唄ってみたが、けっこうできるではないか。

 高い声で節を回すのが難しいが、それこそ、脱力してその前でグーーッと力を入れ、ポンッと手前で抜いて高い声部は節を回して行くと良い、といつも教えられている。が、なかなかできないが、今日はできる。悟りが開けた気分である。小浜節大会の成果だろうか。それとも、まだ、余韻が残っているからだろうか。

 中筋ぬぬべーま 竹富島の唄。これも高い声の続く難しい曲。新城島に、ぱなり焼きという瓶と交換に、役人の嫁に行かなければならなくなった、可哀想な ぬべーま という女性の唄。
 一人娘だったそうだ。一人娘が、島の人と結婚し、家庭を持つ事を楽しみにしていた夢が破られた母親の切ない親心を唄った唄。


パナリ焼き 新城島で 写真のものはレプリカである

 崎山節

 まるま盆山

 殿様節


 を練習。30分くらいであるが、気持ちの乗った良い練習ができた。なんか元気が出た。唄から元気をもらえた。



 いつもの、居酒屋 あらまさ に行く。

 身を切るような寒さだ。自転車で行こうかと思ったが、瞬間的に風邪を引きそうだ。
 タクシーで行った。

 お客もいつもあまり変わらない。知っている人ばかりのご機嫌な居酒屋だ。

 ここで、いつも通りのものを注文して飲むのが週末の楽しみでもある。

 普段はしないが、今日は小浜節大会から引き上げて来たばかりだったので、三線を披露した。

 でも、ビンテージものの泡盛を飲み過ぎて、うまく唄えたのかどうかは不明。

 やはり、酒は季節ものであり、地ものである。八重山で飲む泡盛ほどおいしいものはない。でも、寒い北海道の冬にはあわない。

 だから今の時期、泡盛はあまり体に合わないのだが、今日はまだ、小浜島の余韻と火照りが体に残っているのだろうか。泡盛が抜群に旨い。八岐大蛇(やまたのおろち)のようにグビグビと飲んでしまったようだ。


ビンテージものの泡盛 請福


 鷲ぬ鳥 で、肩ならし をして、声が比較的楽で、そのくせ、軽妙なテンポのまるま盆山。ヤマトンチューの好きな八重山民謡と言われている。

 そして、最後は小浜節 これらをCで。これはできた。

 あまり、長々とやると、騒音公害になるので、この3曲でやめておいた。


記 橋本英樹                

 

 

 

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